日本の変革Ⅲ

中国で気になる事件が起きたので具体的政策を論じる前に感じたことを話します。
*対外戦略
にほんを取り巻く情勢
アジア圏では、中国が国力を増し、あらゆる面で台頭してくるでしょう。  軍備も増強し、太平洋に進出(空母含む)し脅威となるでしょう。  インドも又、急速に発展し、持ち前のIT頭脳で世界を凌駕するでしょう。
そうです。これからはアジアの時代なのです。  しかも日本以外の国は資源を持っているのが強みなのです。
米国は今の力を維持しますが、アジア諸国の伸びと比較すると相対的に衰退が考えられます。
このことから、軍備を含めた、あらゆる事柄が変化していきます。
昨日、ウイグル自治区の暴動で150人以上の死者が出ました。  長い間の漢民族からの抑圧が爆発したのです。
チベット自治区での騒ぎも同じで、自治区と言いながら、やはり中国は自分の文化を植え付けようとしているみたいで、ポタラ宮殿前の神聖な場所も変えてしまいました。  これでは反発が起きて当然です。
中国の人も幼稚園から大学まで他国語を強要されたり宗教まで規制されたら反発するでしょう?
前世紀の遺物である植民地支配が未だにあるとは驚きです!
かっての日本を非難している国がやることですか?  そこまでして石油がほしいとはね。
中国をキライなわけではないが、今までの知的財産権の侵害や、自分勝手な主張から大国意識が丸見えで今後、秩序の無い行動に出る気配がして、とても心配です。  当然アジア諸国も警戒し始めています。
しかし今や、経済面から中国を無視できず、欧米諸国が強い事を言えないでいるのです。
しかし歴史の流れから、いずれ自治区は独立国になり、世界の仲間入りを果たすでしょうし、そうあるべきです。
独自の言語と文化を持った民族を誰も奪うことは許されません!

さて、日本はどうかと言うと、資源は無いが、物造りと勤勉性でやってきました。
これからも、それらを維持すると共に日本人の独特の感性を前面に出す時なのです。
人にやさしく、相手の立場に立って思いやる精神が物造りの根底にあると気づきませんか?
ウォッシュレット・トイレ、電車内の画面、テレビ機能、等、外国人から見れば無駄と思われる事にもこだわり、独特の文化として
定着してきました。   又、きめの細かさ、妥協しない製作などでアニメは今や、日本発信の文化に進歩しました。
つまり周辺諸国が変わっても、日本は独自の文化と国民性を維持し、知恵を使った物と人造りを進めて行く事と、先を見た無駄の無い政治体制を作り上げることが繁栄を維持することなのかも知れません。  独断と偏見かも知れませんが。

次回は本文である具体的政策の続きに戻します。